仕事で大きなミスをしてしまった時や受験に失敗してしまった時など、人は想像以上に大きなストレスを抱える事になります。家族を失ったときや失恋もそうです。災害で被害を受けた場合なども、抱えたストレスは一時的なもので終わらずトラウマになってしまう可能性があります。そのトラウマが引き金になりうつ病などの精神疾患や気分障害を併発してしまう危険がありますので、その予防方法を知っておいていざという時すぐに実践できるようにしましょう。これをバタフライハグと言います。やり方は簡単です。両腕を胸の前でクロスさせ、両手を両肩におきます。そのまま両肩を交互に叩きます。ペースはゆっくり、力は込めず優しくで大丈夫です。2分間行う事でバタフライハグは完了です。過去の心の傷やトラウマを癒すだけでなく、ストレスに曝されそうな時、極度の緊張状態を落ち着かせたいときにも有効です。心療内科や精神科は初めての方には敷居が高いと感じられがちです。その点バタフライハグは病院を受診する必要もなく、お金をかけたり特別な道具を用いたりする必要もないので非常に手軽です。やり方を知っているかどうかだけ。半信半疑でも構いません。百聞は一見にしかず。ぜひ一度試してみてください。
ストレス社会の今、現代病とも言われる程うつ病の患者は増えています。全世界における患者数は3億を超え、特に日本人はその勤勉な国民性ゆえうつ病になりやすいとも言われています。うつ病は一言でうつと言ってしまえば簡単ですが、実は医学的には様々な病気に分類されています。例えば大うつ病性障害、双極性障害などがありますが、パーソナリティ障害や不安障害なども簡単に「うつ」と呼ばれ総称されたりします。うつには軽度な気分障害から、生活介助や入院を要したりする程の重症なものまであります。生活環境やライフスタイルがうつの要因となる事は一般的ですが、生活習慣病と違って食べ物や環境で予防するのが非常に難しい病気です。しかし、突発的な精神的ストレスがかかったり大きなショックを受ける事があった時にうつにならないために簡易的に自分を落ち着かせ、予防する方法も存在します。それがバタフライハグです。ネガティブな感情が爆発すると右脳が暴走します。一方、ポジティブな思考を取り戻すためには左脳の機能を回復させる必要があります。それがバタフライハグです。既に海外では科学的に効果があると実証されており、お金もかけず人目に触れる事もなく手軽な方法なので安心して実践する事ができます。
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